ルールベースのプロキシツール · 日本語設定ガイド

Clash クライアントダウンロードとルール設定

ルール分岐とポリシーグループで通信を管理。5つのプラットフォーム向けクライアントと、サブスクリプション、DNS、TUNの設定方法を紹介します。

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ルーティング / 設定機能

接続の入口からルールによる振り分けまで

Clashでは、接続の取り込み方法、ドメインの名前解決、通信の出口を分けて設定します。まずアプリからの通信をどう取り込むかを決め、次に接続に適用するルールを指定し、最後にポリシーグループで利用する出口を選びます。以下の例はmihomoの設定構文を使用しています。画面上の名称は利用するクライアントによって異なります。

ルール分岐では、ドメイン、接続先IP、ルールセットに応じて通信先を決めます。同じ設定ファイルで、特定のサービスをプロキシ経由にしたり、LAN内の通信を直接接続にしたり、条件に合致したリクエストを拒否したりできます。ルールは上から順に評価され、最初に一致した項目が適用されるため、細かいルールを広い条件のルールより前に置き、最後にMATCHで残りの接続を処理します。出口を全体で切り替える方法と異なり、アプリごとの通信要件を個別に設定できます。初めて編集する場合は、まずドメインルールを1つだけ追加し、接続ログで一致結果を確認しましょう。一度に複数箇所を変更すると、原因の特定が難しくなります。

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設定例:PROXYは定義済みのノードまたはポリシーグループに対応させてください。ルールの順序が優先順位を決めます。この例は完全な設定ではありません。

Client / プラットフォーム選択

OSに合わせてClashクライアントを選ぶ

クライアントは画面表示、OSの権限、設定管理を担当し、カーネルはプロトコル処理とルールの実行を担当します。選ぶ際は、まずOSとCPUアーキテクチャを確認し、次に必要な接続方式を検討してください。ダウンロードページではプラットフォーム別にクライアント、メンテナンス状況、インストール方法を掲載しています。トップページのリンクから各プラットフォームの案内に移動し、比較してからインストーラーを選べます。

Windows

設定を読み込み、システムプロキシを有効にします。TUNを使う場合は、クライアントの案内に従ってサービスを導入し、必要な権限を許可してください。

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macOS

Apple SiliconまたはIntel用を選び、ネットワーク拡張機能の権限を確認します。乗り換える前に旧クライアントのプロキシを無効にしてください。

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Android

端末に合うインストーラーを選び、設定を読み込んでVPN接続を許可します。継続利用にはバッテリー最適化とバックグラウンド動作の権限も確認しましょう。

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iOS

App Storeまたは公式サイトclashplus.ioでClash Plusを確認できます。対応するサブスクリプションを読み込み、初回接続時にVPNの利用を許可してください。

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Linux

GUIクライアントまたはカーネルのサービス運用を選べます。パッケージ形式とCPUを確認し、リモート操作では別の管理用接続を確保してください。

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同じサブスクリプションでも、カーネルの対応状況、オーバーライド機能、権限設定によってクライアントごとに動作が異なる場合があります。移行時はまず元の設定を読み込んで基本的な接続を確認し、その後カスタムルール、DNS、TUNの設定を一つずつ戻してください。サブスクリプション自体の問題とクライアント設定の違いを切り分けやすくなり、動作する設定に戻せるようバックアップも残せます。

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Setup / はじめ方

サブスクリプションの読み込み、モード選択、接続確認

まず、経路を説明できるシンプルな接続を作ってから、複雑なルールを追加しましょう。以下の3ステップは初期設定向けです。サブスクリプションは自分で用意する必要があり、クライアントをインストールしてもプロキシサービスが自動で利用可能になるわけではありません。ローカル設定をお持ちの場合は、ファイルの読み込みから始められます。

  1. 01 / Import

    設定を読み込んで有効にする

    クライアントの設定またはProfile画面を開き、リンクから読み込むか、ローカルのYAMLファイルを選択します。用途を区別できる名前を付け、ダウンロードと解析が完了するまで待ってから、その設定を選択します。一覧に表示されない場合は、まず読み込みエラーを確認してください。リンクに余分な空白がないこと、アクセス用の認証情報が有効であること、取得した内容が現在のカーネルに対応する形式であることを確認します。

    完了の目安:設定が有効になり、ポリシーグループに参照先のノードが表示される。読み込み直後は元のファイルを残し、ポートやDNSを急いで変更しないでください。

  2. 02 / Route

    ルールと接続方式を選ぶ

    まずはルールモードを使い、ポリシーグループで出口を選んで、クライアントのシステムプロキシまたはシステムVPNを有効にするのが一般的です。ルール、全体、直接接続は出口の選択方法を決め、システムプロキシとTUNはアプリの通信をカーネルに取り込む方法を決めます。これらは別々の設定として理解してください。全体モードは比較テストに利用できますが、日常的に使うかどうかは用途に応じて判断します。

    完了の目安:対象アプリの通信が選択した方式で取り込まれ、ポリシーグループが想定した出口を指している。クライアントが起動しているだけでは不十分です。

  3. 03 / Inspect

    接続ログでルール分岐を確認する

    どの種類の出口を使うべきか明確な接続先にアクセスし、接続画面でドメイン、一致したルール、ポリシーの経路を確認します。問題が起きたら、名前解決の失敗、接続タイムアウト、ルールの誤一致を切り分け、それぞれに対処してください。接続ボタンがオンでも、すべてのアプリの通信が取り込まれているとは限りません。Webページが表示されるかどうかだけで、すべてのルールを判断するのも避けましょう。

    完了の目安:接続ログが想定どおりで、通信制御を停止するとネットワークが元に戻る。その後、自動更新、オーバーライド、より細かなルールを追加します。

Source / オープンソース

クライアント、カーネル、設定の役割と保守範囲

機能が使えるか判断するには、クライアントの画面、実際に動作しているカーネル、読み込み中の設定をあわせて確認する必要があります。オープンソースのリポジトリでは実装や変更履歴を、日本語ガイドでは設定間の関係を確認できます。名称や画面が似ていることだけで互換性を判断するより、両方を参照するほうが確実です。

プロジェクトの経緯と互換性

Clashのエコシステムには、異なる時期に開発された複数のカーネル派生版やGUIクライアントがあります。以前のクライアントがメンテナンスを終了した後も、関連ガイドが検索結果に残ることがあります。しかし、古いガイドにあるボタンの位置、プロトコルの対応状況、権限の設定方法が現在の環境にも当てはまるとは限りません。このサイトではインストール案内と上級設定を分けています。まず利用中のクライアントとカーネルを確認し、対応する構文の資料を参照してください。名前が似ているだけの別プロジェクトを、同じ実装とみなさないようにしましょう。

mihomoとGUIクライアントの役割

mihomoは、Clashエコシステムで継続的にメンテナンスされているオープンソースカーネルの一つです。プロトコル、接続、ルール、DNSなどの基盤機能を担い、GPL-3.0ライセンスで公開されています。GUIクライアントは通常、サブスクリプション管理、トレイメニュー、システムプロキシ、サービスのインストールなどを担当します。画面にスイッチがあっても、すべてのOSで同じように動作するとは限りません。カーネルが特定の項目に対応していても、クライアントが手動変更を自動で保持するとは限りません。

コミュニティ資料と確認できる情報源

設定項目の意味、読み込みエラー、動作の変化を調べる場合は、対象カーネルのドキュメント、リポジトリの説明、Issueを確認してください。質問する際は、クライアント名、カーネル情報、OS、最小限の再現設定を用意し、サブスクリプションURL、ノードの認証情報、個人を特定できるネットワーク情報を削除しましょう。公開されている記録から、既知の制限、設定の誤り、再現確認が必要な不具合を切り分けられます。エラー画面のスクリーンショット1枚だけでは、接続経路全体を把握できないことがあります。

更新とローカル変更の管理

クライアント、カーネル、サブスクリプションの更新は、それぞれ別の操作です。クライアントの更新では画面やOSとの連携が変わることがあり、カーネルの更新では設定項目の対応や処理が変わる場合があります。サブスクリプションの更新ではノード、ルール、ポリシーグループが置き換わることがあります。重要な設定は更新前にバックアップし、ローカルのオーバーライドも別に記録してください。更新後は同じ接続先で再確認し、動作に差があれば変更履歴を調べましょう。すぐにすべての設定を初期値に戻す必要はありません。

おすすめの読み進め方:初めて使う場合は、インストールとサブスクリプションの読み込みから始めます。Profile、ポリシーグループ、ルールセット、Fake-IPの違いを確認するには、まず用語集を参照してください。基本的な接続ができたら、上級設定ガイドのポリシーグループ、DNS、TUN、ローカルオーバーライドの各項目を読み進めます。設定例は構造の説明を目的としています。既存の設定に追加する前に、同名の項目や参照関係を確認し、重複定義によって元の動作が上書きされないようにしてください。

クライアントはネットワークプロキシ機能を提供しますが、接続品質はローカルネットワーク、リモートサービス、出口の状態に左右されます。再現できる問題に基づいて設定を調整してください。まず、どのアプリ、接続先、接続方式で問題が起きるかを記録し、テスト範囲を絞ります。使用や設定の共有にあたっては、居住地の法令、ネットワーク管理上のルール、サービスの利用規約を守ってください。

Notes / 技術ノート

設定の構成とサブスクリプション管理

読み込み形式から設定項目まで、技術ノートでは具体的な疑問を取り上げます。まず現在の作業段階を確認し、該当する記事を選んでください。ローカル設定を変更する場合は、元の設定と、正常に接続できるバックアップを残しましょう。